あの日の飲み会のことはよく覚えている。
お仕事ではたまに話していたし打ち合わせで2回ほど顔を見たことがあったけど、あまり印象になかった(ひどい言い草…)和臣さんと、あと2・3人で話をしていて、
その場の全員がぱちんこをすると言うので
「ぱちんこする人はあまり好きじゃない…度を越す人は特に嫌い」と私が言ったら、
和臣さんと仲のいい井上さん(既婚)が
「俺は小遣いの範囲内でしかしないよ! それならいいでしょ?」って聞いてきた。
「え、ええ。それならいいと思います」
って返事したけど、なんで念を押すように聞かれたのやら。

その会話をテーブル挟んで聞いていた和臣さんは、それ以来ぱちんこに行かなくなったらしい。
3度目のデートで「最近行ってなくって」と聞いた。
「別に私に合わせて、って言うのなら無理はしないでください」と言ったら
「あんなものはただの暇つぶしで、ずっとやめたいと思ってたからいい機会なの」って、言うから
ふ〜〜ん? って聞いてた。

それ以来和臣さんは「ぱちんこしない人」になった。

ココまで前置き。

結論から言うと、5/2の件。
翌日の電話で
「何か怒ってる?」と聞かれたので
「怒ってないけど、悲しい」と答えた。
それと、勝手に尋ねて行ってごめんなさい、と伝えた。


それは別にいいんだけど、遊びに出てたの。嘘ついてごめんなさい。

って、和臣さんは言った。

遊びに出てて?
どこに?

聞きたかったけど、なんか詰問するみたいで嫌なのでしばらく黙ってた。

何か予感がしてたの。4月ごろから、ぱちんこに行ってるんじゃないかって思うことがたまーにあったの。

結局、ドコに行っていたかは言いそうになかったので、聞いてみた。こういうとき、自分から言って欲しいと思うのは我が侭でしょうか。

結局、3月ごろからぱちんこにまたちょくちょく行っていて、
あんな大きな事を言った割りに、ぱちんこやめられなくって、
それが恥ずかしくって、言いにくかった、
そうです。

気にもしてなかったけど、私の為に(でもないけど)パチンコをやめてくれたのが、私は相当嬉しかったみたい。
2重にも3重にも嘘をつかれて
なんだかとっても悲しい思いをしたのでした。

それにしてもボンヤリと「ぱちんこ行ってるんじゃないかなー」って思った自分のカンが恐ろしい。

女のカンを侮っては行けない。
まぁ、和臣さんが判りやすい人っていうのもあるんだけどさ。

女性が浮気を疑ったら9割方クロだって聞きますね。あと、パートナーの携帯やお財布のなかをチェックしたって、そこにアナタの幸せはない、とも。
メールの返事がない彼の家にも、幸せはありません。

和臣さんは「ミズキの仕事が落ち着いたら、アパートの鍵を渡すつもりだった」って言ってくれたけど、私は多分その鍵を使わない。
和臣さんのいない部屋に、私の幸せはないから。


嘘が悲しかったこと、
自分からちゃんと言ってほしかったこと、
電話じゃなくて、会って話したかったこと、
以前私が別件で泣いていた時、「心配だから今から行くよ?」って言ってくれたのがすごく嬉しかったのに、今回言ってくれないのはやっぱり、愛が薄れてきたから?

って、伝えた。
我が侭かな。
でも、会いに来てくれて、顔を見てゴメンネって言ってくれて、とても安心した。

そうやって、この騒動は治まったわけだけど、
翌日はとても寂しくて仕方なかった。
翌々日もとても寂しかった。
現場に出ていたので、帰り道に和臣さんのアパートがあるのをいい事に、毎日会いにいった。
週末は泊まって、そこから出勤した。
連続で会うのの、最長記録だね。1週間毎日会ったね。

気持ちはずいぶん落ち着きました。

喧嘩するって、すごくエネルギー使うなぁ。
もう喧嘩なんて御免こうむりたいワ。

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